アインシュタインと相対性理論の世界

光が赤くなる

重力が強いと光が曲がることが分かりました。
しかし、重力の影響で光が曲がるだけでなく、光の色も変化します。



光は波なので振動します。
時間がゆっくりになったということは、光の波がゆっくり振動することを意味します。つまり振動数が減って波長が伸びるのです。
これは、光の色が赤っぽくなることを示しています。

このように強い重力の近くを通過した光は、波長が長い方へ移動します。
この現象を赤方偏移といいます。

これは光に限ったことではありません。
同じ電磁波のエックス線や電波にも言えることです。

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